先日、ちょっとした文章作成をランサーズで依頼した。
ランサーズってしってる?ずいぶん前から有名なんだけど、ネット上で仕事を発注して見ず知らずの人間に仕事をしてもらうサービスだ。すべてのやり取りはランサーズサイト内で行われる。もともとWEBサイト作成やロゴデザインなんかが有名で、近年になって、少額で簡単な仕事を「タスク」という形で頼めるようになった。1仕事10円とか50円とかで仕事してもらえる。今回はその「タスク」ってやつでちょっと長めの文章作成を作成してください、●件募集ね、って依頼してみたわけ。
依頼した件数を書いちゃうとバレバレになりそうだから書かないけど、そんなに多い数じゃない。実はこの「依頼数」ってのがミソだった。
仕事を依頼して数日したら、さっそく文章がいくつか上がってきたわけ。それみたら、まークソなんだわ。こっちの指示はガン無視だし、意味わからん文体でそもそも日本語になっていない。到底そのままじゃ使えない。しかも1件とかそんなんじゃない。全部クソ!!こら全部拒否だわ、と思った。そしたら拒否できねーでやんのッ!!
「依頼数の30%を超える拒否はできません」
おいッ!!
ってことは、3件依頼したとしたら1件も拒否できねぇってことじゃん!!
ここまで書いたら正直に言います。
俺が依頼した数は3件です。
クソが3件きました。
はい拒否できません。
1件も受け取り拒否できません。
ちーん・・・・・・
全額無駄になりました・・・
_ノ乙(、ン、)_
まぁね、最初にランサーズの仕組みをちゃんと読んで無かった(事前調査もしなかった)俺が悪いですよ、ええ、俺が悪いんです。でもね、仕事を依頼した側としては、仕様に沿っていない、仕様ガン無視で作られた成果は受け入れできないもんでしょ、フツー。それを「依頼数の30%を超える拒否はできません」という理由で強制的に納品させるのはちょっとヒドイよ。これって、依頼主の意図を無視して書いちゃったモン勝ちってことじゃん。
っということで・・・・対策としては・・・・
「クソが来る事を見越して1件当たりの単価をクソ安くして数を稼ぐ」
しかないのですよ。そう
「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」
戦法ですね。
あ・・・だからランサーズって悪い意味での価格破壊の急先鋒なんだね・・・
>それを「依頼数の30%を超える拒否はできません」という理由で強制的に納品させるのはちょっとヒドイよ。これって、依頼主の意図を無視して書いちゃったモン勝ちってことじゃん。
こういう決まりを作らないと、納品してもらった記事を使っておきながら、お金を払わずに拒否する悪質クライアントを排除できないのでしょう。悪質な人は、全部拒否とかするかもしれないので。悪質なライターもいるでしょうけど、悪質なクライアントもいると思うので、これはしょうがないと思いますよ。
うん、よくわかるよ。その通りなんだと思う。でもね、出てきた成果物を拒否できない場合、依頼者がとる手段は一つ当たりの単価を下げて数を集めて「数打ちゃ当たる」方法しかとれなくなる。つまり、作業者へ支払う単価が必然的に下がるわけ。そうすると作業者の質も自ずと下がり・・・という負のスパイラルになっていく。「お金を払わずに拒否する悪質クライアント」については著作権や使用権の部分に抵触するだろうから、そこらへんで対応とってくれないかなぁ、と思うわけですよ。