TP-Linkのネットワークカメラ「Tapo C200」をつかって老齢な母親(おばあちゃま)の見守りシステムを構築したお話し。
まぁ普通のネットワークカメラなんだけど、Amazonで評価高かったし、有名メーカーだし、そんなに高くなかったし、予備のmicroSDとかあったし、Amazonでクーポンでてたし、でお試しで導入してみたらこれがバッチリハマったのでご報告。
TP-Linkのネットワークカメラ「Tapo C200」の購入目的は
「実家で一人暮らしの老齢な母親(遠距離)が元気に生活できているか確認したい」
です。
要件はこんな感じ。
(要件1) ずっとカメラを監視することはできないし、したくない。
母にもプライバシーってものがあるし、僕もそんなに暇じゃないので、常時カメラ動画を眺めてることなんてできない。ただし日中の行動時間帯は自動で監視をしていてほしい。
(要件2) 1日に数回のレベルで母親が活動していることを通知してほしい。
1日に数十回というレベルで通知がきても逆にウザいので、適度な通知が来るレベルにしたい。
(要件3) 通知はスマホにしてほしい。
僕はスマフォの通知をスマートウォッチに飛ばしているのでスマホの通知という形式で飛ばしてほしい。メールよりアプリの通知にしてほしい。
(要件4) 母親が元気に活動してくれていることが通知でわかればいい。
前述同様に「母親が元気に活動している様子を見たい」わけではないので、通知だけくれればよくて、カメラの画質とかあまり必要ない。ぶっちゃけ録画してくれなくてもいい。
っということでTP-Linkのネットワークカメラ「Tapo C200」を購入。特にちゃんと調べたて購入したわけじゃないけど、偶然にも僕の要件にピッタリフィットしていた。
まず「Tapo C200」でできることをご紹介
- すべての設定をスマホアプリで完結。
- 監視動画のチェックもスマホで行う。
- スマホとカメラは同一ネットワークに居なくてもよい(外部ネットワークからアクセス可能)。
- カメラは水平方向360度設定が可能。
- 逆に垂直方向は114度しか回らない。
- カメラに指定位置を覚えさせてワンクリックで角度変更が可能(画角を覚えさせることができる)。
- 動態検知機能が搭載されている。
- 動態検知したときのみカメラ録画がされる(常時録画も可能)。
- 動態検知したときスマホアプリ経由で通知がくる。
- 動態検知が動作する時間を細かく設定できる(夜間は動作OFFとかできる)。
- 照明を消したときのナイトモードが地味に優秀。
- 正直、音声通話はオマケ程度
っということで、我が家の「おばあちゃま見守りシステム」の設定をご紹介。
(POINT1) まず常時録画はOFFで。動態検知時間は朝7:00~夜20:00まで。
僕と違って夜は早めにねるヒトなので夜間は動態検知する必要なし。っというか夜間にバシバシ通知こられても困るし。
(POINT2) カメラは常にリビングのメイン窓に向ける。
これにより朝夕のカーテン開け/閉めのみ動態検知される。
行動監視を「カーテンの開け/閉め」にフォーカスすることで必要な行動検知が可能。逆にそれ以外の行動検知を排除するような画角にすることで雑音(無意味な通知の乱発)を排除している。
カメラの設置場所は「カーテンの開け/閉め」の際に動態検知できればよいので部屋の片隅で問題なし。もちろんWiFi(無線LAN)と有線による電源供給は必要だからご留意いただきたい。
以上。
とても簡単。
こんな状態で1週間ほど運用してみた結果、1日に5~6回の通知が毎日くるようになり、非常に機能的にシステム稼働しています。
「Tapo C200」じゃなきゃできないこと、じゃないけど、ネットワークカメラと動態検知機能をつかった独居老人の見守りシステム構築例でした。
ちなみに、TP-Linkの「Tapo C200」お値段は、Amazonで単体4,190円に700円クーポンがついて、合計3,490円で買えます。「64GB microSD」がついてるバージョンもあるけど、それにすると700円クーポンつかないので、別で買ったほうがいいかもね。
僕は、「Tapo C200」用のmicroSDとして「東芝 microSDXC 64GB 100MB/s THN-M203K0640 UHS-I Toshiba」これを入れてつかってます。参考までに。