Gladinet Cloud Desktop が Dropbox的でイイ感じかもしれない。

窓の杜なんかで紹介されていたクラウドスペースやオンラインディスク、FTPなどを自分PCのローカルドライブとしてマウントできちゃうソフトです。

これが意外とDorpbox的でなかなかヨサゲ。

というのは、

まず一つ目は、PCを起動したら自動的にマウントしてくれる。

二つ目は、ファイルを変更したら自動的に同期をとってくれる。

三つ目は、FTPを含め色々なサービスをマウントできる。

インターネット環境には常時つながっているけど、WEBアプリの開発環境を用意できない、とかそういう場合にかなり便利。格安のレンタルサーバとか普通にapache+MySQL+PHPがインストールされているし、FTPも解放されている。だからGladinet Cloud DesktopでFTP接続してマウントしてしまえば、開発環境の出来上がり。デバッグしたければ xdebug をONにすればいい(ロリポップにはxdebugが入ってる)。わざわざコーディングしたファイルをFTPでアップする、なんて作業しなくていい。

う~ん、イイ感じ。

ダウンロードはここから↓。
http://www.gladinet.com/p/download_starter_direct.htm

インストールは・・・適当でおk・・不安ならここらへん↓みればおk。
http://freesoft-100.com/pasokon/gladinet-cloud-desktop.html

XDebugインストール&Eclipse(PDT)でPHPリモートデバッグを行う方法

今回の目的は、サーバOSでPHPコードを実行して、クライアントOS側でステップ実行等のデバッグ作業を行うところにある。

俺の開発環境は以下の通り。

  • Server OS: Windws XP Pro SP3
  • Apatch: 2.2.17.0
  • PHP: Version 5.3.4
  • MySQL: 5.5.10
  • Client OS: Windows 7 Home

ちなみに、サーバOSがWindwsサーバであってもXDebugはちゃんと動いてくれた。あたりまえか・・・

なお以下の作業を行う前提条件として、サーバOSには最低でも apache + PHP はインストール済みであることとする。

PDT(PHP Development Tools)の入手とインストール

PDTは以下のサイトより入手。

Pleiades All in One 日本語ディストリビューション

http://mergedoc.sourceforge.jp/index.html

ちなみに俺は

Eclipse 3.7.0 Indigo Windows 32bit ベース / Pleiades All in One 3.7.0.20110623 >> PHP >> JREなし

を選んだ。

PDTはインストールは不要。解答して任意のフォルダで実行するのみ。

ここらへんを詳しく知りたければ他のECRIPS系のサイトを参照のこと。

重要なポイントは以下の点。

  • 「ウィンドウ >> 設定 >> PHP >> PHPサーバ」でサーバ情報を入力すること。
  • 「ウィンドウ >> 設定 >> PHP >> PHP実行可能ファイル」でphp.exeとphp.iniを設定すること(※ネットワークドライブ上でもOK)。
  • 「ウィンドウ >> 設定 >> PHP >> デバッグ」で上記二つの設定を反映させること。

XDebug の入手とインストール

XDebug は以下のサイトより入手する。

俺は、

PHP 5.3 VC6 TS (32 bit)

を選択。

ちなみに、VC6 は Visual Studio 6系 でコンパイルされたもので、VC9 は Visual Studio 2008 でコンパイルされたものを指す。今回はサーバOSがそんなに新しいわけではないので、VC6を選択。おそらく、Windows Server 2008 とかお使いの場合には VC9 を使ったほうがよいのではなかろうか。

また、TSはスレッドセーフの略でマルチスレッド対応か否か、ということ。今回は・・・・べつにどっちでもいいんじゃね?開発環境だし、うごけばいいや・・・・ということで、スレッドセーフ版を選択した。

これらはお使いのOSやアナタのシュミに合わせて選択してほしい。

なお、LinuxへのXDebugインストールについては、他に腐るほど解説サイトが見つかったので、そちらを参考に。

このXDebugだが、DLL単体のソフトウェアなので、PHPにこのDLLを読み込ませるだけ。ということでphp.iniを編集する。

以下の行をphp.iniに追加する。

[Debugger]
zend_extension = "C:\php\Debugger\php_xdebug-2.1.1-5.3-vc6.dll"
xdebug.remote_enable=1
xdebug.remote_host = "192.168.21.1"
xdebug.remote_port = 9000
xdebug.remote_handler = "dbgp"
xdebug.remote_mode = "req"
xdebug.remote_log = "C:\php\xdebug_remote_log"
xdebug.profiler_enable = 1
xdebug.profiler_output_dir = "C:\php\xdebug_output"

各パスのあたりはお使いの環境に合わせて適宜修正のこと。

なんか、なくてもよい行もある気がするが、そこら辺は自分でしらべてくれたまへ。とりあえずこれで動くはず。

お約束通り、php.iniを編集したらapacheを再起動のこと。

正しくXDebugがインストールされたら以下のような箇所が表示される。

xdebugインストール成功_01

xdebugインストール成功_02

PDTでデバッグテスト

もうあとは説明する必要もないくらいだ。

プロジェクトを作成 >> 適当にPHPコードを書いて >> 当該行頭ダブルクリックでブレークポイントを設定して >> デバッグ >> F5でステップ実行

という感じである。

できない?

しらんがな (´・ω・`)y-~~

なぜ XDebug か?

世の中にはZend Debuggerなる同類のものもあるらしいのだが、こちらはPHP 5.3に対応しておらず、今後も対応する予定がないのだそうだ。したがって、XDebugを使用した。

もうひとつ、DBGなるものもあるらしいが、XDebugでできちゃったからもういいや~(´・ω・`)y-~~

「Windoes+Apache+MySQL+PHP」でのインストール設定手順メモ

「Windows + Apache + MySQL + PHP」の環境を構築する際に、いつも複数のサイトを見ながら設定していたのでまとめてみた。ただし、最低限のことしかしていない、且つ、開発環境を想定した設定になっているので、運用環境を構築する際には厳に注意されたし。なお、以下の手順は「apache2.2」、「php5.3」におけるインストール設定手順を記載している。

apacheの設定(httpd.confの設定)

標準ポートの変更

Listen 8080
↓
Listen 80

ドキュメントルートの変更

DocumentRoot "C:/Program Files/Apache Software Foundation/Apache2.2/htdocs"
↓
DocumentRoot "C:/www"

<Directory "C:/Program Files/Apache Software Foundation/Apache2.2/htdocs">
↓
<Directory "C:/www">

日本語を優先的に表示

#Include conf/extra/httpd-languages.conf
↓
Include conf/extra/httpd-languages.conf

日本語を優先的に表示2

※C:¥[apacheインストールフォルダ]¥conf¥extra¥httpd-languages.confを修正

#DefaultLanguage nl
↓
DefaultLanguage ja

LanguagePriority en ca cs da de el eo es et fr he hr it ja ko ltz .....
↓
LanguagePriority ja en ca cs da de el eo es et fr he hr it ko ltz .....

AddDefaultCharset utf-8 (※行追加)

CGIおよびPHPの実行許可

#AddHandler cgi-script .cgi
↓
AddHandler cgi-script .cgi

PHPモジュールの追加(※以下の行をすべて追加)

LoadModule php5_module "C:¥php¥php5apache2_2.dll"
PHPIniDir "C:¥php"
AddType application/x-httpd-php .php

PHPの設定(php.iniの設定)

環境変数へパスを追加

PHPインストールフォルダをWindowsの環境変数へ登録する。

php.iniの作成

php.ini-developmentかphp.ini-productionをリネームしてphp.iniを作成。

インクルードパスの修正(PEARのパスを追加)

※PEAR等のライブラリを使用しない場合は不要

※PEARのインストールは【ここらへん】をみながらやる

;include_path = ".;c:¥php¥includes"
↓
include_path = ".;c:¥php¥includes;c:¥php¥pear"

ドキュメントルートの指定

doc_root =
↓
doc_root = "c:¥www"

extensionディレクトリの指定

extension_dir = "./"
↓
extension_dir = "c:¥php¥ext"

タイムゾーンの指定

;date.timezone =
↓
date.timezone = "Asia/Tokyo"

mbstringの設定

;extension=php_mbstring.dll
↓
extension=php_mbstring.dll

MySQLへの接続

※MySQLを使わない場合は必要なし。
※他のDBを使用する時は別のサイトを参照の事。

;extension=php_mysql.dll
↓
extension=php_mysql.dll

;extension=php_mysqli.dll
↓
extension=php_mysqli.dll

default_charsetの設定

;default_charset = "iso-8859-1"
↓
default_charset = "UTF-8"

エラーを表示するように変更

※デフォルトでONになってる模様。

display_errors = Off
↓
display_errors = On

mbstringの設定

;mbstring.language = Japanese
↓
mbstring.language = Japanese

;mbstring.internal_encoding = EUC-JP
↓
mbstring.internal_encoding = UTF-8

;mbstring.http_input = auto
↓
mbstring.http_input = pass

;mbstring.http_output = SJIS
↓
mbstring.http_output = pass

;mbstring.encoding_translation = Off
↓
mbstring.encoding_translation = Off

;mbstring.detect_order = auto
↓
mbstring.detect_order = UTF-8,SJIS-win,eucJP-win

;mbstring.substitute_character = none;
↓
mbstring.substitute_character = none

以上

ActivePerl 付属の PPM で Perlモジュール をインストールす場合の注意事項

Windows に ActivePerl をインストールした場合、Perlモジュールを追加するには、通常はActivePerl付属の PPM (Perl Package Module) を使います(Windowsの場合、CAPNモジュールのインストールがかなり面メンドクサイ為)。

ただし、このPPMですが、GUIからパッケージを検索すると重要なモジュールのほとんどがでてきません。ただし、コマンドプロンプトで直接打ち込むことで、ほとんどのモジュール( DBD::mysql や Image::Magick など)がインストール可能です。

コマンドプロンプトで以下のように打ち込みます。

ppm install DBD-mysql

※たとえば「DBD::mysql」の場合は「DBD-mysql」と打ち込みます。「Image::Magick」の場合は「Image-Magick」となります。