エイスースのモバイルノート「ASUS Vivobook E200HA」を2年弱使って見えたメリットとデメリット

少し前に【これは絶対に買い】エイスースのモバイルノート 11.6型ディスプレイ ASUS VivoBook E200HA を3か月ほど使ったのでその感想とレビューという記事を書いた。そこからしばらくたって、いまでも愛機として使用しているエイスースのモバイルノート「ASUS VivoBook E200HA」を再レビューしてみたいと思う。

結論から言えば、あまり評価は変わっていない。ただ致命的だった点もいくつか出てきた。そこをお読みいただき、ご自身が購入される際の参考にしていただければと思う。

処理速度について

使う人によるかもしれないが処理速度は圧倒的に非力だ。「3万以下のノートに処理速度期待するんじゃねぇ」というご意見はもっともだ。だけど開発環境やゲームなどは動かなくても仕方がないと割り切れるのだけど、メールソフトの「Thunderbird」は動いてほしかった。ちなみにこの「Thunderbird」を起動すると10分近くPCがフリーズする。その間なにもできない。ちゃんと返ってくるので待てばよいのだが「Thunderbird」が起動しているとメモリを1.5GBほど喰われるので他の作業が一切できない。したがって「Thunderbird」は落とすしかない。次のメールチェックのために10分フリーズ・・・この繰り返しは正直しんどい。まぁこのThunderbirdは「重い」で悪名高いのでPCのせいではないのだけれど。

HDD容量について

実はE200HAを一年間使っていてHDD容量の少なさが一番致命的だった。32GBのeMMCが入っているのだけど、なんとWindowsだけで20GB喰うのだ。残り12GB弱しかない。そこにスワップ領域(ページファイル)を2GBほど積むと残り10GB弱。オフィスは2GB喰うので残り8GB弱。他のアプリを最小限にしても、ChromeやらDropboxなどアプリが勝手に作るキャッシュデータやらなにやらで5GBほどか直ぐにうまり残り3GBとなる。これらのファイルはMicroSDで増設したドライブには移動できないファイル達だ。正直これはしんどい。贅沢は言わない、あと10GBでいいからプライマリドライブの容量が増やせないものかと切に願うばかりだ。

画面の小ささについて

これも使う人による。俺はノートPCの小さな画面でも苦なく仕事できる人間なので全く問題なかった。要は慣れの問題だ。この「E200HA」で普通にPHPのコーディング作業をしていたし「MySQL Workbench」などでDBの開発もしていた。WordやExcelでのドキュメント作業も問題なく。何度も言うが、要は慣れの問題だ。

画面の小ささと言えば、本体も小さい。これはデメリットのようでメリットにもなる。俺のように外でPCを使うことが多い人間は、PCを広げるデスクサイズを選べない。しかも最近の有名なカフェ(タリーズとか。スタバはなんかキライ。)はデスクサイズが猫の額ほどしかない(まぁ当然っちゃぁ当然か)。その状況でこの機体の小ささがモノを言う。PCとマウスとマグカップが小さいデスクにちょうど入る。これはありがたい。

バッテリーの持ちについて

この「E200HA」が手放せない大きな理由の一つが「バッテリーの持ちが驚異的」という点だ。2年弱使っていても実感10時間は普通に持つ。メイン機の横で待機状態&たまに確認程度なら普通に12時間は余裕で持つ。これは正直驚異的だ。外出勤務の合間にカフェの電源コンセントのある席を探して彷徨う必要もなければ、充電のためのACアダプタを持ち歩く必要もない。これは非常にありがたい。

重量について

この「E200HA」が手放せない大きな理由のもう一つがこの「重量」だ。ガチで1kgを切る重量はカバンの重量も軽くしてくれる。加えて前述の通りACアダプタも無しだ。さらにカバンが軽くなる。

代替候補機について

もし買い替えるとすると、「E200HA」の後継機(というか同等機?)である「R209HA」でもよいのだけど、バッテリの持ち時間を多少妥協して「Dell Inspiron 11 3000」にするか、金をもう少し出して「Lenovo YOGA 710」にするかは盛大に悩むと思う。

以上、軽量サブノートor軽量モバイルノートの購入を検討されている方の参考になれば幸だ。

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